ひょーたん
高柳蕗子の短歌評論ブログ「ひょーたん」です。 テーマ別短歌コレクション。短歌の評論に関わる雑メモなど。ロビン・D・ギルさんにご協力いただいた狂歌コーナーも。#短歌評論 #高柳蕗子 #ひょーたん
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2019年10月28日月曜日
富士の見立て(10) 美しいお尻
美しきふじのおやまにほの字かな、雪の肌えの塩尻のなり 信海T
G:さっきの月洞軒の『大団』と同時期の歌。
月洞軒の師匠の信海は女嫌い狂歌師だったが、富士の「おやま」の美しさを塩尻に見立てた。
F:「尻」キター!(笑)
調べましたよ。
伊勢物語に「(富士山の)なりはしほじりのやうになむありける」っていうフレーズが出てくるんですね。
で、「塩尻」とは、塩田で塩を取るために、砂を摺り鉢を伏せたような形に積み上げたものだそうですね。
(続く)
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